経営計画書の構成
つぎのような資料が一体となったものを経営計画書とよんでいます。
経営者である、あなたはこの計画に”戦略”を織り込んでゆくことになります。
事業目標
年をとおして達成したい数値目標、行動目標を示します。
個別計画
つぎのような項目ごとに数値と行動の計画を具体的にあらわします。
○売上と仕入計画
得意先別、商品別など細分化しますと、より計画しやすくなります。
それぞれのもうけの違いを把握し、売ってから入金するまでの回収日数もふまえた詳細計画を行ないます。
○設備投資計画
あらたな設備投資の予定などを練ります。
○人件費計画
人材採用も含めた年間の人材活用とその人件費金額を計画します。
○借入金計画他
以下の損益計算書・貸借対照表・資金繰り表は、経営目標を達成するために積み重ねられた個別計画の集大成といえるものです。
損益計算書
年間でいくら売り上げて、そのための経費をいくら使い、年間でどれだけ利益を稼ぎ出すかをあらわします。
貸借対照表
会社のもつすべての資産の合計(左側)とその資産の出どころである負債と資本(右側)とで構成されています。
資金繰り表
一年をとおしての毎月の資金収支とその残高をあらわします。
売掛金の回収や買掛金の支払い、人件費の支払い、といった営業上の収支と借入金などの返済といった財務上の収支を区別して表示します。
このページの先頭へ